2020/07/15 07:03 午前

革命的ボードゲーム「クレムリン」日本語版、ゲームマーケットにて緊急発売します。

  • 2014/10/26 11:59 午後
  • 投稿者:


http://boardgamegeek.com/boardgame/196/kremlin

いやー。ご期待いただいていた皆様、お待たせいたしました。
2013年春ごろに「2013年冬、クレムリン日本語版発売!」という発表をしましたが…、
2014年秋(というかそろそろ晩秋)になっちゃいましたね(笑)。
晴れて、晴れて、今回のゲームマーケットより「クレムリン」発売致します!
アートワークは当初発表しました通り、速水螺旋人さんに全面的にお願いいたしました!
価格は税込6000円となります。よーし、やぁぁぁっと発表できたー!


いや~、この度、枯山水、パラノイアに加え、クレムリン日本語版も同時に作っていたのでした。
それは修羅場にもなる(笑)。何はともあれ、ご説明させていただきましょう。


クレムリン。1986年にスイス・Fata Morgana社より出版され、
1988年にはアメリカAvalon Hill社より英語版が出版された、
伝説的な…ええ、ありていに言ってしまえば…馬鹿ゲーです!
ソビエト政界の黒幕に扮し、息のかかった政治家を用いて乱痴気騒ぎめいた権力闘争を繰り広げる、
希代の政治ゲームです。

…えー、オールドファンの皆様の「クレムリンは常識だろ!」というお言葉と、
新たな皆様の「なにそれ?」というお声が同時に聞こえてきそうですが。

少なくとも1980年代から1990年代には、特にAvalon Hill版の人気によって
日本国内でもかなりメジャーであった名作中の名作ボードゲーム…だったはずです。
はずです、というのはその時期は自分も小学生くらいだったので、
全く直撃世代ではないからです(笑)。

作者はウルス・ホステトラー。「ティチュー」や「私の世界の見方」といったゲームを作った、
唯一無二のユニークなデザイナーです。

ええ、今回の制作のスタートについて、遡りましょう。
あれは確か2012年の春ごろ、ニューゲームズオーダーが
「ファブフィブ」を出したゲームマーケットの直後だったかと思います。
今後の方針を決める為の話し合いとして、私吉田と沢田での、
「第一回・こんなボードゲームがあったら絶対欲しい朝まで大喜利」
というのが、立川のジョナサンで夜通しで行われたのです。

その時はホントに色々と話しましたし、その時した話には、
2013年~14年のニューゲームズオーダーのリリースタイトルもたくさん登場しました。
(箱小さい「古代ローマの新しいゲーム」とか)

その時に「クレムリンも絶対出したいよねえ」という話になったのです。
ちなみに当時、B2FではFata Morgana版の非常に独特な出来の(まあ言っちゃえば手作りの)
クレムリンを同社から独自に入荷しては売っていたのです。
びっくりする程よく売れていましたし、自分たちは非常にこのゲームが好きでした。

ただ、「絶対欲しい大喜利」ですから、さてどのようにして出しますか、
と二人でああでもないこうでもない、と話していたところ、どちらともなく
「速水螺旋人さんに絵を描いてもらうってのは!」ということに思い至ったのです。
これは名案だあ!となりました。…実現性を無視すれば。

http://park5.wakwak.com/~rasen/

速水螺旋人さんと言えば、ファンの皆様やご存じの皆様には言わずと知れたことですが、
ソビエト・ロシアを愛する漫画家、イラストレーターとして名高い方です。
そればかりか、RPGをはじめアナログゲーム関連のお仕事も多数されていますから、
…ちょっと大それているけど頼んでみたらあるいはどうか!というアイディアでした。
実現したら素晴らしいよなあ。と、その時の沢田と私はえらく盛り上がったのです。

時は流れて2013年春。2012年冬の古代ローマの新しいゲーム等のリリースも終え、
時は来たとばかりに、私が速水先生にイエローサブマリン時代の糸口を頼って
速水先生にご連絡しました。
(私が勤務していたお店で速水先生がサイン会をされたことがあって、ご挨拶したことがありました)
ミーティングをお願いし、立川までご足労いただいて私たちの仕事を説明し、
思いを率直に述べましたところ、「それは光栄ですね。お受けしたいです」とまさかのお返事!
おおお!

…ということで「速水螺旋人クレムリン」、急転直下実現することが決まりました。
善は急げ、2013年冬にはリリースしよう!という発表となったのですが、
その後がたいへんでございました。

速水先生が漫画連載を中心に多忙を極められ、スケジュールを確保できない、という状況に…。
あっという間に2013年が終わりを告げてしまいました。
自分たちも様々なトラブルに見舞われつつたくさんのボードゲームをリリースし、
クレムリンの制作進行に力を割けないまま2014年春。こんなことじゃいかん、
夏には出そう!と再始動し、速水先生に少しずつお時間を取っていただき、原稿をお願いして、
這うように制作を進めてまいりました(勿論この間もご存じの通りいろいろ出しております弊社)。

しかしですねえ。

ここに流星のように現れて来ましたのが「パラノイアRPG:トラブルシューターズ」日本語版計画でした。
クレムリンが西山管轄にて進行していた一方、パラノイアは沢田管轄。
どっちも絶対やりたい級のロマン計画ですから、私としてはおやんなさいおやんなさい、
と焚き付けてきてたんですが、そのリリーススケジュールが完っ全に重なりました。

「普段から複数リリースなんてしてるじゃない、何が問題なのよ」とお思いかもしれませんが。

「クレムリン」と「パラノイア」を相次いで発表するのは、
ちょっと会社としてのイメージ上問題あるんじゃないかなあ…、という判断でした(笑)。
なにぶんどちらも言わば、社会風刺のブラックジョークもの、という内容ですので。
普段「なつのたからもの」等「分かりやすくて面白い」ゲームをスローガンに掲げている
ニューゲームズオーダーとしては、正統派ピッチャーが唐突にナックル連投みたいな感じだろうと。
ここまで少しずつ積み上げてきた皆様の認知。それを損じることは避けたい(笑)。

しかもクレムリン、当初はプレオーダーを集めて資金を募る計画でおったのです。
クレムリンをリリースして、その後パラノイアとなればいいかな…、くらいだったのですが、
どちらもリリース予定は2014年後半、ということで、
ほんっとーに完全に、タイミングがかぶる情勢となってまいりました。

結果として、新規事業で全くリリースの上でどうなるか予測できないパラノイアはプレオーダー、
クレムリンは秋目標で粛々と制作続行、という判断となりました。
しかしそこに持ってきて枯山水の件もあり、うーんいつ言い出そうか、
というか本当に2014年リリース可能なのかうーんうーんとひたすらうなっていましたのです。

が。

この度、(枯山水同様全く予断を許しませんが)ゲームマーケットにて、発売できることになりました。
と言ってしまいましょう。箱裏はこんな感じでーす。



いやー、労作です。構想は2012年春から。2013年リリース失敗組としては、交易王同様労作です。
しかし苦労した分、こちらの出来、自信、ござい、ます!

・クレムリンをうわさに聞いていて一度遊んでみたかったという皆様
・当時遊んで面白かった思い出がある古強者の皆様
・速水螺旋人ファンの皆様
・パラノイア好きな皆様
・ニューゲームズオーダーのゲームで言えば「アイム・ザ・ボス!」が好きな皆様

いずれか該当する方には、絶対お勧めです。衝撃的にくだらないゲームです!


ということで、発表でございました。
こちらのゲーム、枯山水ともども程なくゲームマーケットでのご購入のご予約を承る予定です。
少々お時間いただければ幸いです!

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