2017/10/23 04:57 午後

2016年度の、ニューゲームズオーダー。

  • 2016/02/23 07:04 午後
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またしばらく振りにこのBlogを書いております。ニューゲームズオーダーは2月決算なので、もう1週間ほどでニューゲームズオーダーの2015年度が完了と。
えーと、たしか2009年3月からやってますから、7期終了ですか。
この2月も終わりという時期はニューゲームズオーダー、という以上に私吉田にとっては特に大事な時間になります。
一言で申しますと、「戦略フェイズ」ということです。

ご存知の通りニューゲームズオーダーは自社で企画してボードゲーム製品を出していますので、年がら年中ゲーム制作の仕事をしております。

・販売している従来品の出荷
・出来上がった新製品発売のご案内
・製造が完了した製品の輸送(特に海外製造品の輸入)
・製造サンプルのチェック(地味ですが一番シリアスです)
・国内製造の製品の製造進行(主にタチキタ)
・工場に入稿する原稿作成(翻訳、アートワーク、DTP、等全般)
・製造のコスト検討、仕様決定、生産方法の決定
・製品の仕様イメージ(価格と中身のアイデア出しとバランス調整)とアートワーク依頼
・タイトル権利者とのコンタクト、契約
・出版したいタイトルの検討と調査

という状態で複数のゲーム、製品のプロジェクトが(具体的に言うと常時5~10個くらい)並行して進んでいまして、
約5人のニューゲームズオーダー構成員がよってたかって仕事しています。
(普通逆順で書く気もしますが、上の方がリアルに目の前に迫っている仕事なので自分たちの意識的にはこうなります)
でまあ、上の項目では触れてませんがこのサイクルを回すのに不可欠なのは一にも二にも収益性ですので、
「いや、お金足りませんやん」という話になった途端に色々止まってしまいます。
どの場面からでもお金が止まれば支払コストが残っているプロジェクトは全部止まりかねないということですので、
当然ながら、お金が足りなくならないように年がら年中必死で制作を進めることになります。

勿論やっていながらにして「果たして弊社の商業は上手く行っているんだろうか…」ということが気にならないわけはないのですが、
半分には下手な心配しているより作っているゲームが良い物になるように全力を尽くした方が効果的、ということと、
年途中に観測した所で結局全容は掴みきれないので、毎月の売り上げであるとか、制作費の支払が滞りなくできているとか、
そういうことからくる体感ぐらいに留めて進めている、という感じです。

なのですが、年度の最終月2月、も残り1週間くらいになってきて「多分今月の売り上げはこのくらいだなあ」となった今辺りに限って、
「区切り」を作ることができます。「今年どうだったのか」という年単位の数字から状況を判断できるからです。
3月になったらまたすぐにゲーム作って売ることに専念しなければいけなくなりますので、
自分の感覚で言いますと、本当にこの数日間くらいのことなのです。

ということで、売り上げベースで率直に申しますと、ニューゲームズオーダーは成長していると言えます。
2014年度の2倍近い売り上げになっている。新たに人員を増やしたり倉庫を借りたり、と言ったことで支出も増えていますが、
純粋な製造費用で考えれば自社製品の利益率的なものも従来通りです。

じゃあ間違いなく儲かってるんじゃないか!という所なのですが(そうだったら本当に素晴らしいんですが(笑))、…そうでもない!
というのは、ニューゲームズオーダーが(日本のボードゲーム界隈にとって)より贅沢な状況を目指しているからです。

これは最近もブログに書いてますし言わずもがなというところなのですが、一般的な商売の原則としては、
「ニューゲームズオーダーみたいな数のラインナップを供給し続ける(つまり在庫を保つ)」というのはナンセンスなこととされています。
社内的年の瀬ということで、先日の社内ミーティングで試しに
「現状のニューゲームズオーダーのラインナップを仮に全製品満数(想定しているワンショットでの在庫数)持ったらいくら分になるのか」
という数字を出してみた所「原価ベースで約8000万円」という数字が出ました。
原価、つまり製造費用ベースで、ということなので卸値ベースでざっくり1億6000万円、希望小売価格ベースで2億4千万円。全員唖然(笑)。
とりあえず出た感想は「…8000万円、見たことないな~」というものでした。
外からの借金無しなので、自分たちが自腹で出し続けてきたのが結果今8000万円分。
ただまあ「新製品を出し続けながら従来品も供給し続ける」というのはそうなることを意味していたわけで、全っ然不思議な話ではない。
というか「よく自分らでこんなに作って持って、なおかつまだ立ってるなあ」という半ば呆れの感慨もあるわけで。
自分たちのやり方だと、とりあえず在庫の為に8000万円要るんだなあ、「今(2016年2月現在)」。という貴重な情報を得たのですが、
一方では2016年度に出したいゲーム、と、もう出すことになっているゲームはガンガン我々の眼前を飛び交っているので、
この金額はまだまだ、バッシバシ増えていってしまうのだと思います。1年後には上の数字、億乗っちゃうよねこれ。
こんなんで大丈夫なんでしょうかと言われたら、正直ホントわかりません、という気持ちなのですが、
基本的には後々「アレ大丈夫だったわ」と答えられるようになることを目指して、全力を尽くしていくことで社内約5人まとまっています。

ということで、現状は「3年連続で売り上げ倍にしているけど何かめっちゃ真顔」という我々ですが、近日中にこのBlogで「2016年に出すもの」の話を3つ程させていただきます。
どれも社運がかかっております。(←私毎度このフレーズ言っているんですが、その都度のギリの規模に挑戦しちゃうもので、毎度ながら本当です)
「あれがあいつらの致命傷だったな」とならなければいいんですけども(笑)!
ということで、よろしければお楽しみにしてくだーさーい。

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