2017/10/22 10:44 午後

フードチェーンマグネイト出版、スペースアラート再販。できたら良いと思う、できそうなことをやらないのは。

  • 2016/04/21 07:56 午後
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5月5日に迫った春ゲームマーケット、さらには2016年後半のリリースタイトルについての仕事も大詰めを迎えていたり始まってしまっていたりで、
心穏やかに居難い状況でございますが、「今」が何より大事ですね。ブログ書いてまいりましょう。
今日フードチェーンマグネイトについてのお話をして、スペースアラート再販とスルー・ジ・エイジズのお話にちょっと触れて、
(スルー・ジ・エイジズの中身についてはリリースが具体的になったら改めてするので大方は後に回します)
その後明日までには、ゲームマーケット発売の新製品のお話をします(少なくとも始めます)。



http://foodchain.newgamesorder.jp/

さて、フードチェーンマグネイト日本語版ですが、Twitter等でお知らせしたとおり、限定生産予定であり、また上記ウェブサイトで5月9日までご予約を承っています。
既に英語版をお持ちの方用にカードのみのセットもご用意していまして、4/21時点で本体約220個、カードのみ約50個のご予約をいただいています。

「フードチェーンマグネイト」ってそもそも何よ、という方は上記サイトをご覧いただければと思いますが、要は昨年10月のエッセンでにわかに注目を集めた、
好事家用のゲーマーズ・ゲームです。元より知る人ぞ知るカルトな人気を誇っていたスプロッター、オランダの、言わばでっかい同人メーカーだった彼らが、
普段を超えて目を引くビジュアルと、ゲーマーを夢中にさせるゲーム内容の本作を出したことで、日本国内の熱心な皆様の間でも一番の話題になりました。
僕たちは、「こんな難しいゲームにこんな注目が集まるなんて、世も末だ…」と半分苦笑交じりで話していましたが、
元々このゲームが話題になるきっかけの1つになったらしいのが、沢田くんがエッセンから買って帰ってきて、
(彼は元からここ数年かなりスプロッターのゲームはチェックしていたようです)B2Fで遊んだ初ゲームのツイートだったということは頭にありました。
加えて国内で販売を開始したテンデイズゲームズさんの入荷が(そもそもスプロッターの1回の生産数がごく少ないこともあり)
まったく需要に追い付いておらず対応に苦慮されているというお話も聞き及び、我々は思わず「ううむ」とうなりました。
いつものごとく、「そんなに人気で、そんなに不足なら、日本語版出せばいいじゃないか」というフレーズが思い浮かんでいたからです。

以前なら「いや、言っても国内のボードゲーム市場の規模は限られてるし、流石に無茶でしょう」という観測や、
「高価格帯のゲームで予算がかかるから、ちょっとできないかな…」という逃げを打つこともできたのですが、今だと「できてはしまう」。
できないことは仕方ないけれど、できることはやろうよ、ということを信条にしてますので、今は逃げ道が無くなっているということです(笑)。
「いやそれなら何の憂いも無くやればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、ご存じの通りニューゲームズオーダーもテンデイズさんも、
既に決定しているリリース予定のタイトルで手一杯になっているのも現実です。できるんだけど苦しくはある。
だからフードチェーンマグネイトについては、嬉しくも苦しいところでもあります(笑)。
元々ラインナップとしてはカードゲームから1時間くらいまでの中規模のゲームを充実させて、ヘビーゲームはあくまで例外として…、
と考えていますので。

でもまあ、結局いつだって、好きならやるのが我々なので(笑)。需要が読めないのと回せる予算が無いのでご予約をお願いしていますが、
お陰様で順調に集まっていることもあり、今は、当初予定していた500部製造よりちょっと部数を上げて、
(これは最終的なコストはじいてないので断言はできませんが)可能であればご予約いただいた分の価格は下げる方向で調整したいと思っています。
予約が特別価格になる→より予約集まる→より収益ラインに近づく、となったら…嬉しいなあ。
5月9日までというのは今度のゲームマーケットの現場でもフライヤー等配布して最後のご案内しようと思っているからです。
気になっている皆様におかれましては、1つ前向きにご検討お願いします。
これはスペースアラートとは違って、ほんとーに限定生産になる可能性、高くなっております。




http://www.newgamesorder.jp/games/spacealert

で、スペースアラート再販のお話を軽く。こちらも過去には限定生産だと申してご予約をいただきましたね(笑)。
当時のことを思い返すと、プロジェクトを計画した沢田くんと私の信条は当時ちょっと違ってまして、沢田くんは
(何せ当時からすると予算がなかなか私たちの手には追えませんでしたので)「このサイズのボードゲームが限定生産になるのは止む無し」と、
少なくとも表向きは割り切っていたようでしたが、私としては結構悔しかった覚えがあります。
限定生産である、というよりは、限定生産と言うしかない、という状況でした。何と言ったって面白いし、お求めが多い協力ゲームですし、
当然私たちも大好きなフヴァティルのゲームを初めてニューゲームズオーダーのラインナップに加えられる、ということもありました。
それだけに「でも売りきることができるかわからない」「もう一回作れると約束できない」というのは忸怩たる思いがありました。
今あまり血相を変えることもなく再販のお話ができるのも、当時念じていた「会社の規模を上げられさえすればなあ…」
ということが現実になったからです。
それは、よかった。
振り返ると、5年~10年のスパンで、過去に積み残した課題を(諦め悪く)クリアしている所があります。
2014~15年の枯山水とかも、2010年に作った、話題にはなったけど収益性度外視だった「ぼくらの火星」のリベンジで、
「出来と収益性両立」というところにかろうじて届かせたものでしたし。

続けてきたことで、できなかったことが、できるようになっている。私たちは今できないことを睨み据えてうんうん呻っているので、
全然心境は変わらないのですが(笑)。変わらないどころか「ここまでやっても駄目なのか…」と思うことはより多いです。
でも、今のことにうんうん呻りながらも、一方では過去呻っていたことを実現している。
続けていく上では、それは自分たちに勢いを付けるかなと。
ま、それ以前に、スペースアラートがまた手に入るようになるのは、いいんじゃないかなと、そう思っております。
あと、これは純粋に疑問へのお答えということですが、今スペースアラートの再販というのは、
スルー・ジ・エイジズとあわせて考えると建設的だったというのは勿論あります。
俄かにチェコゲームズエディションとのお仕事が複数生じていますが、どちらも良い物なので、嬉しく思っております。
スペースアラートは、ゲームマーケットはギリギリ間に合会わないですが、5月中旬頃には再出荷できる予定です。
皆様1つ、よろしくお願い致しまーす。

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