2017/03/25 05:01 午前

ニューゲームズオーダー、2017年に向けて。

  • 2016/12/02 03:30 午後
  • 投稿者:
いや~、もう12月!2016年を締めくくる秋ゲームマーケットまであと10日となりましたねえ。
本当に11月は激動で、先日のAmazonさんとの取引のお話をしてからもしばらく間が空いてしまいましたが。

「 ニューゲームズオーダーの継続の為の収益力増強、新たな体制構築の必要性」

という項目についてお話する。ということを申し上げたままになっていました。
次回ゲームマーケットでの出し物についてもここに来て何とか目鼻が付きましたので、こちらのBlogも再起動したいと思います。

さて、この話題については10月にも触れていました。

http://www.b2fgames.com/article.php?s...7181428576

2016年というのは私達にとって記念すべき年になったと感じています。
2012年から(構想だけでいうとさらに前から)構想した「良いボードゲームを50作継続供給する」というスローガンについて、
達成したと言ってよい状況に到達しつつあるからです。しかしながら私達は現在、そんな感慨にふける余裕は全く無い状況です(笑)。

「100作はどう考えても不可能だから(それも滅茶苦茶大変そうだけど)50作を目標に据えよう」という2012年のスタート、今思っても絶妙だったなと。
ええ、50作継続供給という基準、私共にとり「ぎりぎり可能だけど滅茶苦茶ヤバい」ものだったことを今実感しています(笑)。
シンプルな話です。お金がたくさん必要だからです!

先日、好評につき品切れしていたコヨーテ、フェレータを再入荷、販売再開しました。
フードチェーンマグネイトも、部数は限られますが、一般販売を開始しました。
契約期間の終了という理由からフォーセールやロール・スルー・ジ・エイジズといったところがラインナップから去った側面はあるのですが、
現在のニューゲームズオーダーラインナップ、残る品切れは実質1つ。枯山水です。
年初には4000部あったはずの枯山水はまたも売り切れ、私共は9月から再生産に着手しました。
普段から熱心にボードゲームを遊ばれている皆様のご認識では「枯山水って2014年に出て、2015年に流行ったゲームでしょ」
という感じかもしれませんが、実の所、ニューゲームズオーダーの全てのゲームの中で、枯山水は未だに最もたくさん売れるゲームです。
実際多くのお店で現在売り切れており、また年末に向け入荷したいという多くのオファーに対し(2年連続で)お答えできず、
ご迷惑をおかけしています。

そんな大黒柱の枯山水なのですが、悩みの種になっているのが「現在のクオリティと販売価格を維持するには、1回で4000部以上の生産が不可欠」
ということです。枯山水は過去に自分たちが不可能を可能にするという決意でもって製品化したゲームで、
それが上手くいったことは非常に良かったと今なお思いますが、「不可能を可能にするのはタダじゃない」。
それは発売から2年経った今でも、何も変わることなく続いています。
私共のような徒手空拳のメーカーにとって、1回で1000万円以上かかるボードゲームの生産と在庫保持は、まあ控えめに言って重荷です。
理性的に考えれば、上がる案は2つです。

1. 名作ラインナップを優先し、枯山水を絶版、少なくとも生産中止にする(そして会社の規模を身の丈に縮小する)
2. 枯山水屋になる(枯山水関連をとにかく最優先して、収益を最大化して、余力があったら他のこともする)

で、商業の常道で言えば答えは簡単です。2です。この商業の周辺のことを見たって明らかです。
枯山水が、人生ゲームやウノやモノポリーや、そういうものの仲間に入るように邁進することこそが商業の成功の道。
今や私どもの状況は、1も2も選ばなければ、

3. 終了

ということになりかねないと。

…じゃあどうすんのよ!というところですが、2016年12月現在のニューゲームズオーダーは、

4. …ヤダ!どちらも諦めずに踏ん張る(今踏ん張ってる)

ということです。いや~あね。「オイオイ無茶すんなよ」という皆様の声が聞こえてきそうですけども。
譲れないものは譲れないのです。実際、惜しい所までは来てるんですわ。
これであと12月上手く乗り越えれば、1月に枯山水4000部再入荷できるんです(まだ全く予断を許さないんですが)。そうしたら、ひっくり返せる見込みであると。
そうできたら、自分たちとしては「50タイトル」というものに一つ、けじめを付けたと言っていいんじゃないかと思っています。
自分が20年前に思い描いた、モダンアートもラーも、普通に売ってて手に入る世界を、つくり出して、そして留め置けると。
そこには枯山水も要るのです。自分たちが全てのボードゲームの面倒を見られると申し上げる気は毛頭ございませんが、そこの筋は通しておきたい。
何故か手に入らなくなってしまってる面白いボードゲームがある。で、何故か皆その状況を諦めている。…いやいやいや!出しゃあいい!
やってやろうじゃないか!そんな単純なことが通らないとか、おかしいでしょうが!

…とまあ、心情的にはそんな所、そんだけなんですが、精神論だけでは立ち行かないので2017年に向け、具体的・現実的な方策も練っています。
2017年のボードゲームリリースは、今まで以上に全体とのバランスを考えていくことが必須ですし、当然していきます。
ただ、その策を起動する前提になるのがこの12月、そして翌年1月2月の私達の働きの結果ということです。

ということで、「ニューゲームズオーダーは今、来年1月の枯山水再販の為に全力を投じている」わけですけども…、

ゲームマーケットでの発売に向け、ボードゲームの新製品を2つ用意しています。

え~。言っていることとやっていることに一見矛盾があるように見えるかもしれませんけども、そんなことはありません。
面白いボードゲームを作って、売って、お金を稼いで、そしてボードゲームを作る。それを来年はさらに首尾良くやっていくので!
その再起動の為の起点がこの2つだと、自分たちは考えています。
そもそもね、枯山水の初版だって、その直前に出したモダンアートと交易王の売り上げ全部ぶち込んで出したヤツだしね!
2つとも気合入れて作ったものなんで、是非ゲームマーケットでニューゲームズオーダーブースにお越しいただければ幸いです。
で、その2つはなんなんだって話につきましてー、本日中に致します。ニューゲームズオーダーの2017年の計画に関しましては、
まあ僕らが息してたら1月2月にはお話ししましょう(笑)!

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