2017/12/15 02:08 午前

仕事に直接関係のないデジタルゲームのお話、失態ついでにお届けします。

  • 2017/11/22 10:23 午後
  • 投稿者:
ゲームマーケットまで1週間、本日はお休みいただいていたんですけれども、
先刻少々ニューゲームズオーダーのTwitterアカウントで粗相をしてしまい、たいへん失礼致しました。
…と言ってあまり多くの方がご存じないかと思うのでご説明しますと、
今般任天堂からリリースされているどうぶつの森のスマホ版を試しにプレイしていた所、
誤ってニューゲームズオーダーの公式アカウントでどうぶつの森の宣伝ツイートを流してしまったという…。
いや、非常にあせりました。二度とこういったことの無いよう気を付けます。

お詫びのついでになってしまうんですが、本日は普段しないお話を。
ご存知の方はご存知と思いますが、私テレビゲームも遊びます。
元々ぼちぼちと遊んでいたんですが、ゲーム作りの仕事をするようになってからは、
一層意識的に一般向け人気作を遊ぶようになりました。
ポケモン、モンハン、スプラトゥーン、そしてこのどうぶつの森など、ここ数年で一通りやるようになりました。
(ホントはマインクラフトもやらねばならんのでしょうが未着手です)
スマホのゲームについても、少し遅くはあったのですがポケモンGoのリリースをきっかけでやるようにしました。
第一には勿論余暇の遊びなのですが、仕事面からも気になる部分があるのは確かです。

ボードゲームはじめアナログゲームが取りあげられる時「アナログゲームはデジタルゲームと一味違う魅力がある」
という言葉が息を吐くにように繰り返されるのですが(うっかり自分で言っちゃったりもするのですが)、
ある時「それって本当にそうなのか」という一からの疑問を持たねばならないのではないかと、思い始めたのです。
具体的にはPSP版のモンハンが空前の大ブームを起こした時ですが。
あれ…4人で対面での同時プレイで、めちゃくちゃ盛り上がってるみたいですけども…。
というのが気づきの始まりでした。危機感、ということではないのですが、アラームが鳴ったような気持ちにはなりました。
認識は随時改めなければいけないよなあと。

時期としてはボードゲームの認知度が国内で徐々に高まっていた頃でしたが、一方自分の目には、
2010年頃から、一般向けデジタルゲームのギアが変わったように映りました。
収益性と言ったところでは過去の最も良かった時代に比べ苦労してるように聞こえていたわけですが、
提供されている遊びの内容で見ると、いや凄いものは凄い、突き抜け始めているなあと。
少し前まではインターネット通信搭載、と言っても、料金もお高いしサービスを受けるのも面倒だし、
うーん気にはなるけどちょっと見合わせます、という感じだったのが、DSやPSPといった携帯機の機能が上がって普及したことで、
いちはやくPCでオンラインゲームに対応していたような熱心なマニアじゃなくても「オンラインプレイ」が標準的になって。

それでも「対面ならでは!」というアナログゲームの魅力は依然あると思っていたし、それは今も思っているのですが、
ゲームの内容や環境によっては同席してないほうが気楽で良いですよね…ということも多々感じるようになり。
高性能な携帯機があれば別に出先でも、同じ空間でも遊べてしまうようになり。
冷静に見るとこれは、アナログゲームの専売特許ってことになっていた遊びが、本格的に持って行かれてるのでは…、
と思いながら一つ一つやってきたもので。
(一方、モンハン等で形成された、新たに対面で遊ぶようになったゲームグループが、
 その後アナログゲームにも目を向けてくれた、という恩恵も多々あると感じています)


「どうぶつの森」については、3DS版で初めて試してみました。
正直自分が個人的にめちゃくちゃ魅力を引かれるタイプのゲーム(…という言葉がなんか居心地悪い作品ですね)
では無かったのですが、「これこそ唯一無二!」という方がそれこそ莫大にいるものなので、
「守備範囲外、知らん知らん」という風に適当に通り過ぎて良い気はせず、「うーむ、うーむ」とうなりつつ、結構やりました。
これが多くの人の心を掴んで離さない理由…は、逆説的に私共のゲームが一定以上広がらない理由とイコールで結べるのかもしれないな、
というのが感想でした。
私は、私たちの好むタイプのボードゲームがスーパーメジャーな存在になって欲しいと思っているわけではなく、
世の中の一端に適切に存在すれば良いと思うので、その感想に、マイナスの感情はほとんどありません。
自分としては、このゲームと、このゲームが得ている幅広い支持ということについて、
考える機会があったのはただただ意味がありました。
親しい間柄で、そんなしきりに優劣競わなくてもいいですよねえ、それは、と。
他のプレイヤーからは勿論、作り手側からも、明確には何かしらを課されない。
作り手が用意した仕掛けに呼応して、自らが気のすむまで自分に課せばいいと。あるいは課さなくていいと。
自分の遊びの領域に、他者の事情で物差しが当てられないという価値、と言いましょうか。

ですから、一番好きなゲームがこれという人に、どんなボードゲームをお勧めするか?という問いは盲目的だろうと。
果たしてボードゲームをお勧めすることが適切なのかどうか?と、考えるべきだろうなあ、と思うに至ったのです。
どうぶつの森もボードゲームも、遊びですからねえ。「お好みでしたらどうぞ」というものなので。


さてそれで、今般スマホ版がリリースということで、長きにわたって「スマホゲームは出さないです」という方針を一貫していた任天堂がそれを変更して
「どうぶつの森」を投入してしまうという…。
話を聞いただけで「そんなん反則じゃあ!」という程成功が約束されているのではないかと思いました。
一プレイヤーの気持ちとしては、私向けではないに違いないので遊ぶ必要は特段無かったのですが、
どういう仕上げのものが出てくる(そしてどの程度成功する)のだろう、という意味で言うと非常に楽しみで、
今日やってみたのです。…想像しますにこれは、やっぱり既存作以上の成功が約束されているんだと思います。
(想像しているだけなのでやっぱり何もわかってないっちゃあわかってないんですが)
門外漢が初日にかじった程度なので、特に具体的なことは書かないのですが。まあ、勝ち確感が凄いとおもいました(笑)。

ただ、今回のどうぶつの森が一番人気のゲームの世界なら、私たちのゲームも、こちらはこちらで存在意義は何ら欠けずにあるかな、
という気持ちになりました。私たちは私たちで、一角に居ましょうやっぱり、と。
スプラトゥーンの時の方がよっぽど「ひいいいい」と言う悲鳴を上げましたね(笑)。
どうぶつの森と私共のゲームは、多分投げかける先の方々の求めるもの、遊びに際してのお気持ちが、
あまり似ていないのではないかと思うからです。

ところで今般の私の失態ですが、半ば「まさかな…」というところで起こしてしまったミスでございまして、
(まあ基本私こういったことに結構疎いのですが…)
私普段会社のメールとゲームのためだけの(電話も使わない)スマホを携帯しているのですが、
Twitterに関しても会社のPCでのみ書き込んでいるので、スマホにはTwitterアプリも入っていません。
仮にスマホでTwitterを使うとなるとログインをしなければならないわけですが、
どうぶつの森で「Twitterで広める」…というような所を触ったらあっさりと(そしてうっかりと)ツイートが出てしまったという…。
確かにログインしているメールのアカウントとTwitterのアカウントは連携してるのですが…。
(実際の所「アカウントの連携」というのがどういった範囲にわたっているのかが半ば理解できていないんですが…私だけでしょうか)
「Twitterログインしてないのに?ほんとに?」と思って、試してみて、ブラウザで確認してみたら、ホントにツイート出てる!ぐわっ!

いやあ、これはたいへんな仕組みだなと…。
…というところで、当世の情報拡散の手法について痛みと共に学んだところで、本日はこのへんにしたいと思います。
自分たちはこういったテクノロジーとは基本関係のない所でゲームを作っていくのだと思うので、
その分自分たちが投げかけたい範囲には何ができるのか考えていけるように。

何とか「ババンク」がリリース可能な状況が整いまして、「パトロネージュ」もそちらに向かっております。
パトロネージュは…、幾多のデジタルゲームと並び立てるものになってるんじゃないかと、私としては自負しております。
できる限り、ぎりぎりまではやりましたので、後はどうなるか。
残り10日ほどとなりましたので、随時情報をお出しできますように、引き続き取り組んでまいります。

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