2017/09/21 05:47 午後

It's a QUIZ? (くいずです) / by 沢田大樹

  • 2007/04/24 06:43 午後
  • 投稿者:


プレイ人数:2-5人用(3-5人推奨)
プレイ時間:45分
1800円にて発売中

<紹介>

くいずですは奇妙なクイズ番組をテーマにしたゲームです。
プレイヤーは回答者となって8問の問題に答えます。
しかし問題は馬鹿げていたり、そもそもクイズになっていないようなものである上、正解は複数存在します。
しかも問題とその正解は事前に発表されてしまいますので(!)、
参加プレイヤーは並べられた大量の正解(開始時は問題1問につき正解3つ。まず覚えきれないはずです)を
何とか記憶してから問題に臨みます。

問題はプレイヤーの思惑によって投票形式で出題されます。
出題された問題に対して数多くの正解を書けた人がその問題の勝者となります。
勝者は2個の正解マーカーを受け取ります(つまり2点です)。

これだけならただの記憶勝負ですが、勿論くいずですはそんなものではありません。
解答するかわりに、プレイヤーは以下の行動が取れます。

・裏金…解答する代わりに「裏金マーカー」を2個獲得します。他に裏金を取りに来た
プレイヤーがいなければマーカーを獲得できますが、他プレイヤーとバッティングすると
マーカーは1個になったり、全く手に入らなかったりします。

・覗き見…解答する代わりに、持っている正解マーカーや裏金マーカーを消費して
伏せられた正解をのぞき見ます。つまりカンニングです。
こちらも他プレイヤーとバッティングしなければ上手く何枚もの正解を見る事が出来ます。

そしてこのゲームの一番肝要な点ですが、1~7問目の勝者が2点なのに対し、
最終問題は逆転ウルトラビッグチャンス1億万点問題です。
結局は最後に答えたプレイヤーが勝つのです!

最終問題で勝つためには?超絶な記憶力を持っていないなら、覗き見しかありません。
覗き見をやるには?マーカーが必要です。
マーカーを取るには?上手く裏金を取るか、しっかり問題に答えてください。
しっかり問題に答えるには…暗記。
暗記するには…以下延々。

困った事に、終了した問題に付いていた正解カードはゲームから取り除かれず、
他の問題に移動します。正解が増えるのです!最終問題には10個の正解があることになります。
またマーカーは、最終問題を決定する為の投票にも使用します。
自分が暗記している本命の問題が7問目に出たら全てが水の泡です。

記憶だけではなく、色々なテクニックが必要なゲームです。
しかし夢中になりすぎないで下さい。悩んでいるうちに記憶がすっぽり抜けないように!
上手く戦って、栄光の1億万点獲得を目指してください。


<くいずです発売にあたって>

B2FGamesがエレメンツをリリースする事は先に決定したのですが、
自分達の「日本でゲームメーカーを成立させる」という目標からすると、
それだけでは片手落ちだろうという思いが根強くありました。

「くいずです」は、ワードゲームを作ろうという話をしていた時に私がコンセプト
(最終問題1万点のクイズ番組ゲーム)を思いつき、沢田にルールデザインを依頼したものです。
沢田が作ってきたルールは自分の想像を遥かに越えたものでしたが、
一方でそれは自分が依頼したとおりの、非常に新しく、また面白いものでした。

ルールが決定してから後は、ルール記述、テキストとコンポーネントデザインの時間でした。
問題カードと正解カードの内容に関しては、これは面白い、いや面白くないと延々と話し合われました。
自分達としては納得して出したのですが、これが詰まらないということでしたら、
もうゴメンナサイとお詫びするしかございません。自分達としてはこれ位が精一杯です。

なおブランク解答カードが欲しい、というご意見を結構いただいておりますが、
これを入れるとゲームの難易度が急上昇してしまう事から今回は見送られています。
くいずです自体がご好評をいただけた暁には作成を一考したいと思います。


「くいずです」は自分達にとって最大の挑戦といえるゲームです。
自分達はその価値を確信していますが、他に全く類を見ない「新し過ぎる」
ゲームであるかもしれないとは思います。

そして記憶というファクターを用いている、「記憶ゲーム」と呼びうるものである事も間違いありません。

ただ、ボードゲーマーの方々があるゲームを「記憶ゲーム」と分類する時、それは
「記憶力が良い人が勝つだけの敬遠すべきゲーム」という意味合いを持っているように思います。
そういった文脈で言えば、くいずですは従来の「記憶ゲーム」とは異なります。
「記憶する」ゲームではなく、「記憶を上手く使う」ゲームとでも言いましょうか。



くいずです、面白いゲームだと思います。ただ言葉で説明するのは難しいゲームなので(笑)、
よろしければ一度お試し下さい。

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