2017/07/25 03:41 午前

六次化農村の今後の取り扱いについて

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  • 2017/07/08 02:50 午後
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ゲームマーケットでの発売から1か月半ほどの時間が経ちまして、今後の取り扱いについて、以下の通りとさせていただくことになりました。

・ボードゲーム専門店を中心に一般出荷
・残り部数(少しです)を引き続き弊社通販にて販売
・再生産の予定は今の所無し

先日よりお話していた通り、「六次化農村は生産部数500部」「即座に完売するようなことが有れば再生産検討」
ということでしたが、通販での販売の結果完売には至っておりませんでしたので、
(以前よりご要望をいただいていたこともあり)残り部数について卸での出荷をさせていただくことに致しました。

いただいたご注文により、弊社での在庫は(弊社通販分として残している数部を除き)完売となっておりますので、
ご購入を予定されていた方は各ボードゲーム店舗様でお買い求めいただければ幸いです。

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さて六次化農村につきましては、(少部数とは言え)ニューゲームズオーダーの枠内で製品化でき、
愛好者の皆様を中心にお試しいただけ、様々ご感想を持っていただける所まで届かせられたこと、たいへん良かったなと感じております。
なおかつ弊社としては実質完売でき、このちょっと厄介な、さりとて見過ごしてしまうには惜しいゲームを収益化できたというのは、
その規模はともあれ小さなことではありません。


製品化する上では、東京ドイツゲーム賞に応募いただいたものをそのまま発売、とはできなかったのですが、
仕上げる上では「どう整えるのか」もしくは「どう整えないのか」といったことを、自分達なりに考え、
取り組ませていただきました。
それは、作者である神田さんのデザインのご意図と、これを遊んでいただく皆さんの「緊張感のある橋渡し」と言える作業でした。
両者の距離を近づける、ということは、果たして今回すべきことなのか、という気持ちも当然あるわけですが、
ジレンマを感じつつも、商業的に成立させる意味というのは、やっぱりある(何せ皆様の卓上にお届けできますから)、
というのが自分の立場です。
皆様のご理解とご協力をいただき、自分たちとしては、一つ頷けるものになったかなと感じております。

自分の「六次化農村」に対する個人的な感想は「ボードゲーム作ろうとする人って、不思議な人たちだよなあ」
ということです。
どういうモチベーションであんな大変なゲームをお作りになるのか、自分には根本的にわかりえないんだと思っています。

例えばワレスが好きなら、大多数の人はワレスのゲームを遊んで満足するし、スプロッターが好きならスプロッターのゲームを遊んで満足。
自分で作るっていうのは、「それで飽き足らない」からなんでしょうか。それ以上のものが何かしら見えるということなのか。

そういった方々に、奇異さを感じながら、同時に尊敬と感謝の念を抱いています。
商業のことだけ考えるといつの間にか忘れそうになりますけど、ボードゲームの面白さを動かす両輪、その一つは、
作者の方々のその「奇妙な習性」だと思うのです。

そういったことを踏まえて…いや踏まえなくてもいいんですが(笑)、六次化農村、良かったら遊んでみていただければ幸いです。


6月、つつがなく完了。

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  • 2017/06/30 08:14 午後
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おお、6月終わりですねえ。今日なんかホント湿気が凄くていやになっちゃいますけど(笑)、
ニューゲームズオーダーは今月も売上堅調でございまして。何よりです。
今月と言えば、

・新製品ゲーム2個の制作が進行中
・同じく着手しなければいけないゲームが4個ペンディング中(上記2個は大事なので仕方が無いと言えばそうなのですが、ヤバいはヤバい。ヤバい。)
・新規ボードゲーム系翻訳書籍進行中
・パラノイア「フラッシュバックス」進行中
・フロストグレイブのエキスパンション類進行中

という感じでした。あと平然とした顔しながらなんですが、

・倉庫スペースを2倍弱に拡張(コストは1.5倍)

という新イベントが粛々と。物流方広瀬待望のー、という感じです。
場所としても同一テナントの横が空いたのを借りるというNGO的通常運行なので、効率問題はほぼ生じなさそうなのは幸運。
例年ほどの物量増大は無いので、倉庫スペース問題は複数年単位で解決を見た気がします。
当面スペースの余裕もがっぽりあるので、そこを使った新展開、新業態なんかを考えるのも楽しみ。

販売方面では、ハツデンが1か月で手元から3000部売り切れたのが今までで最速という感じで。
ゲームを遊んでくださる方の広がり、変化を感じますねえ。既に増刷をオーダーしているのですが、
ちょっとギャップが生じてしまった…のは想定していたより好調だったからなので、嬉しい誤算です。

7月も引き続きやれる限りを楽しくやって参ろうと思います。
この数年夏場は制作と、立体系のイベント出展なんかを動かす時間と位置付けているので、ここで頑張って、良い秋をまた迎えたいもんですね、
ということで来月もよろしくお願い致しまーす。

高望みの時間。

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  • 2017/06/02 02:59 午後
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6月。ということでー、新しいゲーム作りにスタートする時間が始まり、どこから手を付けようかなあ、と思案しているところです。
…というと誤解を生みそうですが、実作業的には既にいくつかのゲームの制作が並行して進行中です(笑)。
既に実作業を進めているのに「どこから手を付けようか」とは、どういうことなんじゃいと。

10年前、もしくは5年前と比べても、現在の私どもは「ボードゲームやカードゲームを出そうと思えば一応出せる」有り難い状況に至っております。
5年前、2012年の春にファブフィブを出したあたりでも、カードゲーム1つを商業ベースで出版し、販売し…ということは私達にとり「冒険」でした。
契約のこともそうですし、翻訳も、アートワークの依頼も編集もそうですし、何より海外での製造は五里霧中の手探りでした。
それに輪をかけて、国内でそのゲームの魅力を訴えて、販売していく、流通させていくということは、はたして何をどうすればよいのかわからず、
途方に暮れるようなことでしたし、成功どころか成立も保証されておりませんでしたので。まさしく「出たとこ勝負」でした。
この活動でまともに仕事になる、給料もらえる日って来るんだろうか、…というか普通に考えたら来ないですよねコレ、という船出でした。

2012年にニューゲームズオーダーのメーカーの動きを本格化させた時、自分達の何よりの持ち物はこの「問題意識」「危機意識」だったと思います。
つまり、「このままじゃお話にならんぞ」という認識を自分が持っていて、社内の各人もそれを十分に共有してくれたということです。
上に書いたような、ゲームを作って売ってお金を稼ぐ、という活動の全方位で、何とかできる限りは出来を上げていって、
それが成し遂げられた後で初めて「仕事になるのか、ならないのか」ということが計れる…くらいの状態だなあと。
漫然と続けるだけでは思い出作りの範囲を一生抜け出せんぞこれは、という意識から、手あたり次第に、
走りながら色々改良していって、ごろごろと転げまわって、何とか今の状況です。
5年前の惨状を考えると、避け難い紆余曲折を経ましたが、一応何とかなりました。良かった。

そして2017年の周辺状況を見ますと、(比較してということではありますが)なかなかボードゲームがたくさんある、常に色々出てくる世界になりました。
ただ、玉石混交と言いますが、実際玉はやっぱりなかなか出ない、のが難しいところです。
ともすれば、「そんなにたくさん石必要かな?」と思われてしまう位だと思います(笑)。
タイトルが多すぎて、新たにボードゲームやってみようかなという方が、ちょっと混乱してしまいそうな状況になってるかなと。

今自分が思うのは「ゲームを出す」ということ自体は、冒険ではなくなったな、ということです。
この「ゲームを一応出せるようになった」上に「もうボードゲームが溢れかけてる」ような状況で、
敢えてまた1つゲームを出すのであれば、「それにどういう意味があるのか」ということを一層問われるということかなと。そう理解しております。

だから、今まで以上に。「それは、こういうことです」と理由を申し上げたとき、
一定皆様から歓迎していただけるように、ゲーム作りをやっていかなきゃなあと。
そう思いつつ、今年中に出したいと思っているいくつかのゲームのことを考えております。

「1個加える」ことへの意味を考えながら。
そこに思い至らなかったら出しちゃダメ、くらいのものを自分達に課してやっていこうと思います。
最初に書いた「手を付ける」というのは、形としてはボードゲームの、製品の体を成しつつあるものに、
さてどういう意味を託そうかな。託せるかな。どういうものにできたら、皆さんが喜ぶかな、面白いと感じるかな。
ということを本気で考える、といったような意味合いです。
皆さんが、次に欲しいゲームって、例えばどんなものだろうか。今目の前にあるこれは、どうやって打ち出したらそういうものになるのか。

曖昧としてますが、それを考えるのが私の仕事のかなりの部分を占めています。
自分の中で「これは、喜んでもらえるんじゃないかな!?」という、確信めいた感覚が必要かなと思っております。
プレイヤーの皆さんのことや、作者の方やお取引先や、関係各方面のことを思い浮かべながら。
皆さんが「お、いいじゃん!」と思ってくれるようなもの。できるかぎり、良いことずくめのもの。そういう高望みが、私の仕事です(笑)。

少しの時間、待ち。

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  • 2017/05/26 08:00 午後
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ゲームマーケット、お疲れさまでした…といったようなことを書こうー、と思っている内に、気づけば2週近くが経過し、もう5月も下旬。

遅ればせながら、ゲームマーケットではニューゲームズオーダーのブースに多数のお越しをいただき、誠に有難うございました。
本当にかつてない程終日お客様が多く、全員割と一日中てんてこ舞いでした。
ハツデンも六次化農村も結構余裕な量を想定して持ち込んだのですが、結果はどちらも完売という形で。嬉しいことです。
ニューゲームズオーダーとして、ゲームマーケットで過去最高の売り上げ(それも過去を大幅に上回る形で)となりました。

オリジナルのゲームがこれだけゲームマーケットで売れるようになったのか…、という感慨があります。
シンプルにご来場の方があれだけ増えたから、ということもありますが、
海外のゲームと比較しても引けを取らないゲームが出てくるかも、というご期待をいただいている、ということでもあるかなと。
そうだとしたら、嬉しいですねえ。という思いと共に、何か他人事のような驚きがあります。日々割と平然とした顔してますが、驚いています。


ゲームマーケットが終わって数日は、当日の多忙から私と西山は全身筋肉痛という状態だったのですが(笑)、ここの所は何とか体調も戻りまして。
春ゲムマを乗り越えたのでニューゲームズオーダーとしては一旦落ち着き、
ワンフェス出展ですとかそういったアディショナルなものにも力を向けていきたいね、という話をしています。

…と、言いつつ4~5個のボードゲームの制作の課題が私の眼前にあります。嬉しいことであり、厳しいことでもあります。
自分が今思っているのは、何かわからんようなことを言いますが、この1つ1つについて「易く作ってはいけないな」ということです。
自分としては、今春「ハツデン」と「六次化農村」に、相当力を傾けました。それが何とか形を見て、売り出されて、お楽しみいただけてもいる模様で。
さらに言えば「ハツデン」にしても「六次化農村」にしても既に黒字化できている。贅沢な所に持ってこれたものだと思います。

ただ、5年間にわたってゲームを作って売ってまいりまして、目標だった「50作のラインナップ」も実現できた今でもなお、
ゲーム作りが簡単になったことは全然ありません。有体な表現になりますが、1つ作る度に、情熱を湧きあがらせて、全力で力を傾けて、
それで皆さんにお楽しみいただけるか、果たしてどうなるかと、結果を1つ1つ見て、考えて、また作っています。

ただ今は、自分の心に次のゲーム作りの火が立つのを、自分で待っている状況です。
話が生じているからと言って、着火しないままに手掛けてしまうと、出来上がったゲームから、
そのことはプレイヤーの皆さんに必ず伝わってしまうと、そう思いますので。

このブログが言わばスイッチでして。
これを書き終えたら、そろそろ本腰で1個1個のゲームを見て、自分の心に火を呼びたいな!と思っています。
立たないうちは、動かないつもりで。ああ、このゲームを皆さんに楽しんでもらいたいな!また良いヤツを作ろう!
という気持ちを、少しの時間待ちたいと思っておりますー。
少しの時間というのは、数週間という気もしますが、あと30分くらいのような気もします。

ゲームマーケットで「六次化農村」をお買い上げの方に、ルールブックを「追加で3部」差し上げます(先着順)。

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  • 2017/05/11 06:21 午後
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ゲームマーケットまで、あと3日!というところなのですが、ニューゲームズオーダーの準備は微妙~に済んでおりません。
と言いますのも、六次化農村500部は国内製造で内容物も滑り込みで準備完了したため、
お久しぶりの自社詰め込み作業となっております。
ぎりぎりだったから、というのは理由の半分で、勿論500部製造で予算が限られ、でも内容物多いし、
さりとてできる限りクオリティは保ちたいし、というところで、「まあ手間持ち出しですが皆で詰めましょおか」
ということでスタッフ一同納得したというところもあります。ゲーム作りでディフェンシブと言っていい計画を立てた時、
「予算限られるから価格上げる」「~から内容物減らす」「~からクオリティ下げる」「~から儲け減らす」
みたいなところから組み合わせで選択しなければいけなくなりますが、この選択において他よりしぶとく踏ん張って良い物作れますぜい、
というのがニューゲームズオーダーの一つの腕の見せ所だと思うので、手詰め位は…致し方なし!しかし内容物多いですなあ…(笑)。
大箱なもので、作業時間もかかるし作業場所もえらく要ります。西山中心にスタッフが連日やっております。
ただ自分達で手で詰めていても、満足感のあるボードゲームになっているんじゃないかな~と感じられているので、
きっとご購入の皆様に楽しんでいただけると。多分私が一番期待してます(笑)。最後は時の運ですがねえ。

で、本日の表題なのですが、「六次化農村」のルールブック冊子につきまして、実は製造過程で1回全部刷り直ししました。
これは中身の間違い等が理由ではなく、「印刷に利用した紙がちょっとだけ薄かった」というのが原因で。
「時間もあるしもうちょっと厚手の紙で刷り直しましょう」というお話になった結果、
ルールを見る分には問題の無い(ちょっとだけ紙が薄い)ルール冊子が500部生じました。

どう使おうかなあ、と思っていたんですが、ここはゲームマーケットの当日販促用に、

●六次化農村ご購入の方に追加で3部差し上げる(4人プレイの場合全員ルールブックを見られるようにする)

ということにします。
ご予約等関係なく当日ブースで六次化農村をご購入の方に先着順で差し上げますので、予約済みだよー、という方も、
+3部あった方がいいかなという方はちょっと早めにお越しください。
PDFで十分だぞという方は後回しでも大丈夫です…ご予約されたことを忘れないでいただければ(笑)。

と、本日はそんな所です~、と言っているところで、倉庫から「ハツデン無事入荷」の報。よかった間に合った~(笑)。
引き続き一歩一歩、準備を進めてまいりまーす。

面白いと確信してるゲームの準備は、苦労があっても幸せな作業。

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  • 2017/04/27 05:38 午後
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と思って頑張ろうと。それが原動力になるのでございましてー。

気が付いたら4月も終盤、でゴールデンウィークも目前ですねえ。最近の私共は、日夜粛々とゲームマーケットの準備を進めております。
(勿論ゲームマーケット後のことも色々やっておりますが)
特に製造方の西山に大きく負担がかかるフェイズになっており、自分はつとめて通常運行ですけれども。

ニューゲームズオーダーとしてはゲームマーケットでのリリースを発表した、ハツデン、それから六次化農村が最終段階です。
今回は珍しく、随分前に原稿入稿済みのゲームマーケットのカタログに載せていたこともあり、カタログの発売にあわせて発表しました。
これは普段よりは相当前倒しになっておりまして(普段ならGMの直前、1週間前位の発表になります)。
そのデメリットと言うのは何といっても、「ほんとーの本当の所はまだ無事に出せるという確信に至っていない」ということです。
だってねえ、今もって現物の在庫、目の前に無いですからねえ。
私や西山としては、目の前に販売する現物が最低限必要な量来て、自分達で目視確認して、
「うーん、多分大丈夫じゃないでしょうか…」というとこまで来て、ようやくうーん発表しましょうかあ(この後トラブル発覚したりして…)、
というのが偽らざる本心ですので(笑)。実際空約束しちゃってるかもしれない感が強い。

というところで平然としながらも毎度の戦々恐々なのですが、ここに来て、ハツデンが海外からの輸送中のステータスになり。
六次化農村のピースが九分通り揃い。最後のハードルだった木製駒類が明日税関に着荷との知らせがあり。
製造系のトラブルが無ければ、何とか出せる方向に寄ってきています。ぜんーぜん安心できる状況ではないですが、
今の所コケてないのでそれは良かった。
西山はあわせて30件ばかりのタチキタ受注製造業務をやっているので、ホント想像を絶する感じになってますが、
それも、何とかジリジリ前進できてる模様です。まあ、ざっくり言えば、これは…順調ということですな。
明確にアウトなトラブルが起こってなければ順調(笑)。六次化農村のセットアップに際してちょっとしたイレギュラーが起こって、
今店番しつつブログを書いている私以外の他のスタッフはそのリカバーの作業に着手しておりますが、順調順調!

六次化農村についてはお陰様で着々とご予約もいただいております。
まだ期間はありますが、ゲームマーケットへの持ち込み計画も立てることができるので、(流石に六次化農村は大箱ですから)助かりまーす。

六次化農村は、自分は疑いなく面白い、相ー当面白い2時間ゲームだと思いますし、
紆余曲折ありましたがかなり遊び易い出来上がりになりかけてる所なので、自分たちが当初想定していたより広範囲の皆様に遊んでいただけるのではないかと、
遊んでいただけたら嬉しいなと思っているので、…これも順調ということで。
リリースまでまだまだ仕事はたくさんありますが、一同楽しく厳しく進めてまいりたいと思います。
ご購入予定の皆様におかれましては、ハツデン、六次化農村の無事をお祈りいただきつつ、今しばらくお待ちいただければ幸いでーす。

「六次化農村」ゲームマーケット取り置き予約を受け付けます。

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  • 2017/04/15 07:26 午後
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先日発売を発表しました「六次化農村」(GM販売価格6500円)につきまして、下記の通りゲームマーケットでのお取り置き・ご購入の予約を受け付けます。
ご予約締切は「5月12日23時」です。
※ご予約多数の場合、予定より早く受付終了となる可能性がございます。

[ご予約の手順]
●yoshida@b2fgames.comまでメールをお送りください。メールのタイトルは「六次化農村取り置き予約」としてください。
●メール本文に
・「お名前(本名、フルネーム)」
・「お電話番号」
・「ご予約個数」
をご記入ください。
※ご予約個数の上限は「2個」とさせていただきます。
※「ハツデン」等その他の製品についてのご予約はお取りしません。当日販売分よりご購入下さい。
●ご予約を弊社にて受け付けましたら、「ご予約番号」を記した確認メールを返信します。
●ご予約メール送信後数日経っても(もしくはゲームマーケット前日21時までに)弊社からの返信が確認できない場合、ご予約メール不達の可能性がございます。042-507-8120までお電話いただきご確認ください。

[当日・会場での購入]
●「ニューゲームズオーダーブース(A45)」で販売します。
●ご予約をしているお客様は、その旨をスタッフに明確にお知らせください。
●お引渡し円滑化の為、当日ブースにて係の者にメールでお知らせする「ご予約番号」を「フルネーム」と共にお知らせ下さい。番号を記録して当日お持ちください。
※ご予約番号をお忘れの場合、名簿でのお探しに数分お時間をいただく可能性がございます。
●お支払いは会場にて商品受け渡し時、現金でいただきます。事前お支払いは受付致しません。
●ご予約の引き取りは「14時」までとなります。14時までにお引き取りにお越しください。
※14時を過ぎた場合ご予約は解除となり、その分は一般販売分に回す予定です。出来る限り時間内にお越しください。時間を過ぎた場合は一般販売分をご購入下さい。

以上の通りです。
なお、ゲームマーケット以降、通販・一般出荷については、当日の販売状況から検討し、できる限り早くお知らせします。
皆様のご予約をお待ちしております。

「六次化農村」をゲームマーケットで発売致します。

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  • 2017/04/14 04:01 午後
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さて、ゲームマーケットカタログ発売にあわせ、昨日Twitterにて発表させていただきましたが、
東京ドイツゲーム賞の審査員特別賞受賞作、「六次化農村」を、5月14日、ゲームマーケットにて発売させていただきます。
ゲームマーケットでの販売価格は6500円を予定しております。

↓弊社ウェブサイトにてルールブックのPDFをダウンロードできます。
https://sites.google.com/a/newgamesor...s/rokujika

↓youtubeにある六次化農村の審査動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=XOzz2QLnbvI
https://www.youtube.com/watch?v=krkGwdCfKro
https://www.youtube.com/watch?v=510RkTvMEuE

本製品につきましては、現状の生産数が通常のニューゲームズオーダー製品に比べ少数(500部)となっている為、
近日中にご予約を受け付ける予定です。

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さて。さて!ニューゲームズオーダー春の新製品、もう一つは六次化農村でした。
…こちらについては、言いたいことがあり過ぎます!先日発表したハツデンは、(相応の苦労はありつつも)優等生と言えたのですが(笑)。
長時間ゲーム守備範囲だぞという方は、まずは六次化農村のルールPDFをご覧いただき、
また東京ドイツゲーム賞の一連の審査動画をご覧いただければと思います(長いのでなかなか全部はチェックし難いかと思いますが)。
率直に申し上げて2017年体制のニューゲームズオーダーで、「これホントに出すの!?」と思われそうなタイトルですねえ。

えー、お話を始める前に、要素を思いつくままに箇条書きしておくと、

・「長時間ゲームの商業的な位置取りと販売」
・「長時間ゲームのアートワーク・コンポーネント」
・「500部製造の枠組み」
・「ボードゲーム出版という商業」

とまあこんな感じでしょうか。ホントに全部ご説明できるかどうか、そういう内容になるかはわからないのですが、顛末から始めてまいりましょう。

この「六次化農村」、作者は神田恒太郎さん。ゲームマーケットでは常々ブースを出されている「ホリケン」さんと言えばご存知の方も多いかもしれません。
「円卓P」さん名義での動画配信でも知られている方です。
(ニューゲームズオーダーの製品ということで「様々な売り場に並ぶ可能性を一応見て普通めの名前にしていただけますか」というお願いをし、今回は神田さん名義となりました)

私としては面識は無かったのですが、ネットで時々見かける「ドイツボードゲームに詳しい方」だな、という印象でした。
ですから、(これは審査中も繰り返し口にしたのですが)
「エッセン新作等最新ゲームをチェックしている熱心なプレイヤーの方々の中には、『いっそ自分で作る』『作れる』という方もいるのではないか」
という興味が強くあり、一次の書類審査から期待させていただいた候補者の1人でした。
実際お送りいただいた「六次化農村」の書類には見るべきところが多々あり、また私以上に(同じく審査員の)沢田が評価し、
二次審査(サンプル提出による実プレイ)に進んだ、という形でした。

二次で遊んだ際の私の評価は、可否両面ありました。可の方で言えば勿論、「2時間級の農業ゲーム」
という真正面からの目標に挑み、既存のボードゲーム、特にゲーマーズゲームの文法に対する造詣の深さをバックグラウンドに、
新たに遊ぶ価値のあるゲームを作り上げたことに対する敬意、感謝、喝采、といった思いでした。
率直に言って「凄い、こんなゲームを作れる人が国内にいるなんて」と。

しかしながら、否の面も大きくありました。
神田さんが送ってこられたプレイ用サンプルが、「長時間ボードゲーム」のコンポーネントの想定として不十分なものだったということです。
一次審査通過から二次審査用のサンプル提出の期間が短く、難しさがあっただろうことを勘案しても、他の候補者に比べて、
ビジュアル面があからさまに弱かった。プレイヤーが情報を処理しやすいように、ゲームの魅力を落とさないように、という心遣いには欠けていました。
そういった意図は…できれば持っていて欲しい。長時間ゲームを作るならば尚更です。
ルールだけ書いて後は他所に任せる、という態度は、(例えばクニツィアのような)ごく一握りのトップデザイナーなら許されるんじゃないかな…、
というのが、私の思う所です。どういう風にゲームに魅力のある実体を与えるか、発想する上では、
ゲームの作者が最も有利なポジションにいるのは明らかだからです。

ボードゲームの制作をする時、「ルールを書く人はルールのことだけ考えればよい」
「絵を描く人は発注通りの絵を描けばよい」というシンプルな分業は、そう容易にはまかり通りません。
制作の参加者各人に、他のパートへの心配り、互いの連携を高めようという心が有ると無いとでは、出来上がりは天と地ほども違ってきます。
というより、特にボードやカード等コンポーネントに多くの情報が盛り付けられる長時間ボードゲームにあっては、
この連携は「製品完成の為の前提」にすらなり得ます。そもそもプレイヤーの皆様にお届けすること自体が危ぶまれるということです。

ということで「ゲームとしては面白いんだけど、これ本当に作るとなったらどうすればいいんだろう…」と、
憂鬱になるような側面を持っていたのが、六次化農村でした。

それでも進んだ最終審査では、ご存知の通り多くの傑作に恵まれた中でも、こと六次化農村については、
その最終局面まで沢田が「自分としてはトップマーク」という態度を貫いたことで、
「審査員特別賞」を(にわかに新設して)お贈りする形に決着しました。動画中も言っていますが、これは言わば「沢田賞」です(笑)。
正直に申し上げてこれは(最終候補作品を数多く出版したいと考え始めていた)私にとってもたいへん都合が良い結末でした。
まあつまり、このゲームの最大の弱点と確信していた「コンポーネントへの落とし込みがし難い」という部分、
沢田くんがやってくれるってことだよね!という持って行き方ができましたので(笑)。

沢田は何せ趣味の人なので、ホントに出版するかどうかは一回置いて、コンポーネント改善案については早速着手してくれました。
上がってきたラフは身内ながら「流石に沢田」という感じで、相当健闘しているものだったのですが、
他方(避け難いこととして)依然として相当の課題を積み残しており、
自分がしていた「六次化農村の出版については楽できるかな…」という淡い想定は脆くも崩れ去りました。
沢田及びDTP・イラストを担当した新規スタッフ西村共々、悩みまくり、手間かかりまくりの総力戦に突入することになりました。

3月には神田さんにも弊社までご足労いただき、沢田共々製品化に着手したい旨と、どういう製品づくりをしていくかというお話合いをしましたが、
正直私の予想通り神田さんにはアートワークやコンポーネント方面の具体的なご想定はほぼ無く、
膝詰めで話すのは初めての状況ながらも、私は相当苦言を呈しました。
終わった後神田さんは「…気合い入れないとやばいっすね」と仰ってましたが、あの腹を割った話し合いを持てたことが、
六次化農村の完成形に繋げるための、起点になったと思っています。
やっぱりゲーム作りには、そういう修羅場が必要なのかもしれません(笑)。

また、その話し合いで私が「春のゲームマーケットで出すつもりです」ということを申し上げた際には、神田さんは「春!?秋じゃなくてですか?」
と相当驚いてらっしゃいましたが…、申し訳無いですが、私達にはそんなに気長に一つのゲーム(しかも長時間)を作っている余裕は無いのです(笑)。
ただ(沢田は違いますが)私達はフルタイムでゲームを作る時間があるので、本気で、本気でかかれば不可能ではないと、そう考えていました。

そこからの制作は、厳しくも楽しい物でした。
ルールについては、パッケージ通り神田さんの作となっていますが、考えようによっては神田さんと沢田の共作としても良いような過程を経ました。
特に3人プレイのルールは沢田が大きく関与しています。あとカードの効果等、端々については私の案を採用してもらったところもありますね。
デベロップメント、という観点でいうと、沢田がやるという形から出発しましたが、まあやはり私の仕事も多々有り、2人でやった感じです。
アートワークについては西村が絵が描けるため担当してもらいましたが、どういったものをどういう風に描くかについては私が考えたもので、
DTPについては沢田の意図を受けて西村がやる形だったためやはり共同作業。
ルールはニューゲームズオーダーの平常と同じく、沢田が書いたものを私と校正の山根が揉んで西村がDTPをする、という形になりました。
そして今、製造担当西山が、タチキタプリントで受けている他の作家さんたちのゲームと共に、生産を進めています。
大きなトラブルに見舞わなければ、ゲームマーケット、間に合う運びです。


…本当に、神田さんと沢田の間で密に連絡を取ってもらいながら、フルタイマーの自分たちがぐいぐい進め、入り乱れて作りました。
てんやわんやだったのですが、具現化しにくい難物をものにした分だけ、魅力的なゲームに仕上がっているのではないかと、今は思っています。
現状のコンポーネントでテストプレイをした際、各段にゲームの魅力が増していると感じられ、自分達で驚きましたので(笑)。

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たいへん長いんですが、一気に書きましょう。
そもそもこのゲームをニューゲームズオーダーのラインナップとして「今出せるのか」という点。
どうして出せるのか、ということ。
それはことによれば、ゲーム自体の制作以前に、昨年1年を要した、自分達の商業のテコ入れに起因します。
これを今出せるということは、むしろ今でなく、苦しかった過去の自分達の活動、それがどういう成果を見たのかが測られる
ということだと考えています。

最初に書いた通り、6500円のゲームとは言え、六次化農村は500部しか作っていません。何故500部なのか。
それは昨年の活動を通じて痛感した、長時間ゲームのリアルな状況の反映です。
今日本で、ボードゲームを遊ぶ方は、過去に例が無い程に増えました。有り難いことです。
お陰様で、繰り返し言っている通り、最近コヨーテやペンギンパーティが驚くほど売れます。

それでは他の多くの、「平均的な」ゲームがどうなのか。
…以前よりは売れます。しかし、率直に言って「微増」という範囲です。
想像に難くないことですが、新たなプレイヤーが増えるということは、大方「新たなプレイヤーが求めるゲームは売れる」ということです。
このことについて、自分達は特段悲観するような気持ちは持っていません。それはそうだ、と思います。
自分達のようなマニアにとっては見知ったゲームでも、新たにやる皆様にとっては、その1つ1つが新しいゲームだからです。

「商業」ということを、短期的な観点から考えた時、「大箱の」「複雑な」「長時間の」ボードゲームをたくさん作って売ろう、
と考えるのは、…ごくごく控えめに言ってリスキーです。
カードゲームが、上手くいけば数か月で数千部売れていく一方で、
長時間ボードゲームの国内流通の適正部数は…、今なお500部から、良くて1000部という所ではないか、というのが私の雑感です。
売れ残ったボードゲームは、会社の財務も倉庫も大いに圧迫しますから、
「出来心で」「思い入れで」作り過ぎた大箱ゲームは、将来的に、コヨーテやペンギンパーティや、モダンアートやラーや、
そういった「広く求められ続けている」定番タイトルの供給に支障をきたす要因になる。

これは本末転倒だ。と考えよう。ということを確認し、決意し、舵を切ったのが、私達にとっての2016年でした。
相応痛みを伴いました。しかし枯山水を始め、ラインナップについて軒並み再生産を続けながら、今は堅調に売り上げを出せるようになりました。

その上で、新規開拓として、新作ゲームを作る。東京ドイツゲーム賞のゲームも出す。収益も上げる。つまり仕事としてやるということです。
六次化農村というゲームにこれだけの力を注ぎこめるのも、以前よりは遥かにましになった、会社の収益力の裏打ちがあります。
そして「500部で作れる」「コストを収めて生産できる」ようになった西山の仕事の進歩に、基礎を置いています。
今年に入るまで不可能だったことが、今静かに可能になりつつあります。その静かな進歩を用いた挑戦が、六次化農村です。
だから、このタイトルには、商業的な社運は、賭けていません(笑)。
ようやく、毎度の博打を行わずに、会社が続くようになりつつあります。
しかし、やっぱり大事なものがかかっているということです。

今回の六次化農村については、500部が飛ぶように売れるようなら、増産を考えます。
しかし、500部で終わりにするオプションも持っています。買う皆様にとってはジレンマがあるかもしれませんが(笑)。
しかし煎じ詰めれば、これが現状最も望まれている形だろうと思います。
自分としては…要る方は買っておいた方が良いと思いますよ(笑)。
世界で500部のみになる「可能性がある」ゲームということです。


全力で作りましたので、良い物だという確信は、一同得ています。
しかし、売れるのか、売れないのかは、正直わかりません。
だから、値段も収めながら。中身もしっかり良いものにしながら。在庫は余らせない。通常業務に支障を来さない。
需要が高まれば速やかに増産する。

そんなベースを作って、思う様、良いと思うゲームを作れたらと、そう思っております。
そんな仕事が出来たらね。夢ですね。
どうだろう。上手くいったら良いですね(笑)。

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ということで、今までは行ってこなかったのですが、今回はゲームマーケットの販売についてご予約を取る予定です。
買いたい人が、今ならば問題無く買える、ちょうどいい量の生産、それを測る為の一環でもあります。
通常ラインナップと違い、長期に渡っての供給をお約束できるものでは必ずしもないですから、ご入用な方はこの機会に、ご予約いただければと考えております。
詳細については近日Twitter、こちらのブログ、ニューゲームズオーダーの公式サイト等でお知らせします。

要るものを、要る数だけ、上手く受け渡す。
良い形で継続する為の試みということですので、皆様どうぞ、ご協力をお願い致します。






ゲームマーケット2017春にて、第2回東京ドイツゲーム賞最終候補作品「ハツデン」を発売します。

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  • 2017/04/08 07:39 午後
  • 投稿者:


タイトルの通り、5月14日に開催されるゲームマーケット2017春のニューゲームズオーダー新製品として、
第2回東京ドイツゲーム賞最終候補作品「ハツデン」を発売致します。

http://www.newgamesorder.jp/games/hatuden

●昨秋のゲームマーケットで「TOKYO HIGHWAY」を発表されたittenさん作の2人用カードゲームです。
http://www.itten-games.com/
●価格は税込1800円です。
●「ペンギンパーティ」「エスカレーション」同様、「ゆかいなさかな」さんに協賛をいただいた製品になります。
●ご興味ある方は、東京ドイツゲーム賞の審査動画もご参照ください。

https://youtu.be/O65f1YqQoNg
https://youtu.be/ZiJhFFwCaas

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さて!昨年12月に発表させていただきました第2回東京ドイツゲーム賞から、まず「ハツデン」を発売させていただくことになりました。
いやー。有難いです。

同賞の最終候補作については、「できるだけ製品化してプレイヤーの皆様にお届けし、遊んでいただけるようにしたい」
という旨のことを、最終審査の際に申し上げました。
しかし商業ベースでゲームを出版する上では、当然ながら様々な課題があり、またご応募をいただいた作者の皆様にも個々にご事情があります。
その中で、各作品、どの程度まで製品化を実現できるのか…、と、結果発表の直後から思案しておりました。
結果としてこの「ハツデン」から着手させていただこう、と決めたのは、

…逆説的ですが、「ハツデン」が受賞を逃したからです。

と書くと「アナタ審査員でしょ!」と言うツッコミが方々から入りそうですが(笑)、言われても正直仕方が無いと思います。
受賞作とはできなかった以上、このゲームをニューゲームズオーダーから出せるとすれば、最初に着手するしかないなと。
それ程に、このゲームに何らかの賞をお贈りできなかったことには、一口に言って心残りがありました。


今回の東京ドイツゲーム賞の最終候補作は本当に甲乙付け難く、一同嬉しい悲鳴を上げました。
各賞を選出する段となって、最後の最後で、自分達が元来「3人以上の駆け引きのゲーム」を大事にしてきたこと、
そして東京ドイツゲーム賞は自分達の価値基準を表明する賞であるという成り立ちに、ごく僅かな差を見出すより他ありませんでした。
ハツデンが受賞を逃したことにはそれ以外の理由は何らありません。
最終審査の大詰めの話し合いで、タナカマさんは「ハツデンも大賞候補ですよね」という旨のことを念押しされましたし、
沢田も「今回最大のサプライズはハツデン」と言っていました。
いやあ、だってねえ。面白いですからねえ。

第2回東京ドイツゲーム賞作品の製品化を始めるにあたって、「大賞作品である「グラバー」から着手すべき」
という考えは当然あったのですが、一方で「グラバーを出したら、言わば『上から』『可能な範囲で』出す」ということになり、
結果としてはそう多くのタイトルはリリースできないことになるだろうな、という認識を持っていました。
その為、(柄にも無く悩んだのですが)グラバーの作者である赤瀬さんにご相談差し上げ、グラバー出版についてはお時間をいただくことにしました。

加えて、ハツデンについては、非常に手軽で遊び易く、それでいてゲーマーも満足させる内容を持っていることから、
「ペンギンパーティ」以来折に触れ出版にご協力をいただいている「ゆかいなさかな」さんに協賛を打診させていただきました。
「ゆかいなさかなさんのお眼鏡にかなうなら、ニューゲームズオーダーの正規ラインナップとして、出版に踏み切ろう」
というトライアルをさせていただいた形です。
結論としては良いお返事をいただけ、このように本日発表できることになりました。

ハツデンを作ったittenのお二人とは第2回東京ドイツゲーム賞の最終発表の直後に開催されたゲームマーケット2016秋の会場で初めてお目にかかりました。
その際はittenさんはゲームマーケット初出展で、TOKYO HIGHWAYがいきなり話題を呼んでいたので非常に驚きました。
ルール・コンセプトを担当された島本さんも、アートワークをご担当の富岡さんも、
アナログゲームの制作という点では新規参入ながらも、一見して「プロフェッショナルだな」と感じさせる方々でした。
そればかりではなく、ゲームをお作りになり、ブースを出され、ということ自体を非常に楽しんでいらっしゃることを感じました。
それもまた、自分の中で「ハツデンはやっぱり出したい!」という気持ちが高まる要因でした。

ハツデンのアートワークは応募時点で高いレベルにあり、製品化にあたってはそれをブラッシュアップするという作業でしたが、
短期間ながらも侃々諤々とし、相応に苦しみもあり、その分も達成感もあり、密度の濃い制作が行えたと思います。
お二人とも遠方から何度となく立川までお越しいただき、その熱量について私少々気圧される程でした…、
と書くと近い皆様には伝わるかと思います(笑)。

弊社ウェブサイトにはルールPDFがアップされていますので、気になる方はチェックしていただければと思います。
ゲーム内容は、「バトルライン」や「ロストシティ」のようなベースのゲームと言えば詳しい方には伝わるかと思いますが、
そこに「横軸」の概念を持ち込むというシンプルなアイデアが大きな効果をもたらしています。
このゲームが持っているリズムや、手番ごとにプレイヤーにもたらされる悩みの質・量の「ちょうど良さ」、
2人用ながらワンサイドになり難い展開、それらの調和から来る爽やかさは、生半可には得難いものです。
これこそ多くの方に求められる2人用ゲームなのではないかと。
手軽さ・便利さと面白さの融合が本当に素晴らしい。
ボードゲームをやったことの無い方に初めてのゲームとして一緒に遊ぶのも、ハツデンは良い選択肢になり得ると考えています。

このゲームは相当凄いのではないか。というのが私の偽らざる本心です。
枯山水や曼荼羅の時同様、オリジナル新作である以上、外に根拠を求められないのですが、
極力客観的な立場で申し上げて「買った方が良いと思います」という感じです(笑)。
当日はニューゲームズオーダーブースだけでなくittenブースでも販売予定です。
ゲームマーケットの会場や打ち上げの場などでの1ゲームとしても、とても遊び易いゲームなので、
本当に心から、ゲームマーケット土産として、当日のご購入お勧めです。

このゲームで第2回東京ドイツゲーム賞製品化の趨勢、占おうと思っております。皆様、よろしくお願い致します!

言わば、51個目のゲームを作っています。

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  • 2017/04/06 01:37 午後
  • 投稿者:
気づけば4月!桜が咲いてますねえ。久しぶりにブログ更新と行きたいと思います。

3月から新たな期が立ち上がりましたが、この3月と4月は新たなリリース等無く。
一旦立ち止まって自社の販売状況を確認しています。感触としては全体になかなか良好で、
例えば1年前よりも「新製品が無い時」の販売力は上がっているかな、という感想を抱いております。
自分たちのラインナップ(特にロングセラーと言えるタイトル)が増えているということに加え、
やっぱり以前に比べて一般にボードゲームが浸透してきたからだと思いますけれども。
お陰様でまたペンギンパーティが売り切れましたが、4月末再入荷予定です。
あとおそらく4月中にコヨーテが売り切れるのですが、こちらは5月下旬再入荷予定です。
ホントにこの2タイトルがダントツで売れていくので、会社の基本としてこれらの品切れ期間を長く作らない、
ということには注意を払っていまして、半年前位から再生産の時期を話し合っていたのですが、今回は上手くいったかなと。
静かなレベルアップ。

少なくとも直近は既存ラインナップ、従来品の販売だけで会社を運営できる状況に入り、ようやく
「+αを狙って新製品の制作をする」という、言わば正常なパブリッシャーの状況に至れたので有難いです。
(と言ってもその新製品で何回か失敗すればすぐにその状況も失われてしまうんじゃないかと思いますが…)
5月ゲームマーケットでの発売に向け新たに2つ、ゲームを作っています。
勿論ゲーム作り自体の苦労はありますが、「これが売れないと即立ち行かない」という状況では無いので、
思い切って良いと思うように作っておりまして、楽しいですね。
…ま、良いと思うように作ったものが売れればホントに言うこと無いんですけどね(笑)。
もうしばらくしたらご案内できるかと思いますので、その際はよろしくお願い致します。
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